願かけ絵馬の考現学
〜第五十講〜








  大川工務店
より(有)山徳建築
が繁盛しますように。

(有)山徳建築
榊原健吾
佳美
志乃
[福岡市 櫛田神社]
  WEBではうまく表現できない、というか、やり方を知らないのであるが、原文では、「大川工務店 より(有)山徳建築」の「より」に、傍点が打ってある。
つまり、問題はあくまで大川工務店と山徳建築の対比、比べてどうかということなのである。
建築業界一般の話はともかく、あの大川工務店だけには負けたくないという、強固な意思が読み取れる訳だが…。
願主の3人、健吾さん以外は姓が略してあるということは、同姓、つまりは家族ということだろう。
家族そろって、ライバル工務店に強い競争心を燃やす。
この原因は何であろうか。
大川工務店の社長は、元山徳建築の社員で、引き止めたにも関わらず独立して商売を始め、怪しからんことにうまくやっていやがる、とでもいうことか。
それとも、大事なお得意先を汚い方法で取られたのか。
もしくはもっと単純に、会社が隣同士だとか。
まあ、この厳しいご時世であるから、仕事に懸命になるのは良いだろう。
しかし、こうして特定の相手だけに、しかも家族そろって執念深く対抗心を燃やすというのも、少々、歪んだあり方のように思われるが、いかがなものであろうか。
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